matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

突発的な事があってお義母さんと一日ご一緒することに。

夫のお母さんは、うちの母とはまた違った感じの認知症
お嫁さんが、一日家をあけなければならず、この暑い日
お義母さんを一人でお留守番させるのが、心配ではないかと
一日お相手をすることを申し出ました。

数日前から打ち合わせのメールのやり取りをしていると
夫が丁度休みだと言うので
夫と三人で出かけることにしました。
前の日に一緒に住んでいる弟のお嫁さんと打ち合わせして
お母さんをびっくりさせないようにして訪問する予定でしたが、

家に着くなり、夫がピンポンパンポンと呼び鈴を鳴らす。
「待ってよ。今あけるから、
ちゃんと自分の名前を言いながら入って行くのよ
じゃないとびっくりするから」と
夫の背中に声を掛けながら、入って行くとお義母さん
(@_@;)
絵に描いたようなびっくり顔で登場

お嫁さんがしっかりしているから、お義母さんが、どこの部屋に行っても
お嫁さんが出かけて私たちが来ることが書いてある張り紙がある。
約束通りまずは、水分補給

義母「まあまあ、こっちの部屋が涼しいから涼んでよ」
夫「あっついから出かけようよ」

私「お義母さん、涼しいところに行っておいしいものを食べませんか?」
義母「いいねえ。着替えて来るよ」
しばらくすると義母の様子を見に行った夫が叫ぶ
「ちょっと来てよ。変なの着ているんだから」

まあ、ちょっとあったかそうなベストは着ているけれど、
長袖のブラウスも透け感があって、いいんじゃないかなと思い
「私もカーディガン羽織っていますから、いいんじゃないですか?
暑ければ脱げばいいですもんね」と言うと
義母「ねえ」と満足げ

二階から一階まで、急な階段で手すりがない事にびっくり
「お母さん、手すりつけたらいかがですか?介護サービスで安く付けられますよ」って言ったら
「いくらなの?私は、あなたたちよりお金持ちだから大丈夫よ」って
まあ、ありがたいお言葉。負担をかけないようにって、気遣ってくれる。
戸締りを確認。トイレを済ませていざ、出発

お義母さんの家は横浜なので、東名で行かれるところに行こうとなって
私の調べた河口湖大石公園は、あっけなく却下
うちからは、近いんですけれどね。

で、熱海方面と言うので、ブロ友さんのところで見た
美術館のレストランからきれいなお庭が見えると言う
ビュッフェ美術館へ。
でも、お母さんは足が悪くて、トイレが近くて、中々満足に色々なところが
見学出来ないことが解って、お茶だけ頂いて、河口湖に行く事にした。
でもお庭がきれいで、散策も出来そうだし、美術館も観たかったけれど、
お義母さんが楽しめないのでは仕方ない。

イメージ 1

大好きな富士山が
きれいに見えて大満足

ただ、どこに来たのか
報告したいので、
どこにいるのか
わかる写真を撮ってほしいとの依頼


河口湖と書いてある石の前で取ったのに、文字を入れそびれてしまった。

お母さんは、何か食べる度に、自分だけおいしいものを頂いて申し訳ない
お土産を買って行きたいとショップから離れない。

河口湖には、年に一度以上行っているので、私がいつも買うものを
手にしていると
「私が買ってあげるわよ」と言うので
お土産用にいくつか持っていたのに、一つにさせられてしまった(^^;
あとで、こっそり追加分をレジに持って行ったけれど。

トイレが長いのと、歩くのが遅いため、ちゃんと感動するまで、景色を眺められたの
だろうか、と心配だったが、外を歩くのがうれしかったみたいで、
良かった。

お土産は、私の分と、お嫁ちゃんの分、そして自分の分とクッキー二箱
そして、ラベンダーソフトを食べ終わると
「旦那様に桃を買いたい」
「私だけ食べてしまって、家で何を食べているんだろう」って
誰のことかな?(お義父さんは、12年前に他界)と思ったけれど、
お義母さんの気持ちを尊重して、
「桃は売り切れてしまったようなので、売っているところに行きましょう」と
車に乗せてしまった。
昔の人は義理堅い
自分だけ楽しい思いをしては、申し訳ないとお留守をしている人の事を思いやる。
でも
家に送って行ったら、
「私は、お土産なんか買わないよ。私のものじゃないよ」って言うので
じゃあ、お嫁ちゃんにプレゼントって
渡して来た。
お土産の内容は、メールで伝えてあるし、行ったところも報告済み
お母さんが良い夢を見るといいのだけれど。