matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

ドラマ「プラチナエイジ」にみる若年性認知症

今放送している昼のドラマ
「プラチナエイジ」
3組の還暦夫婦

こんなの観てどこがおもしろいんだろう世間的に受けるのかな
でも、
昔のアイドル歌手やら、美人女優、キャンパスのアイドル
刑事ものの二枚目俳優、戦隊ものの先駆者やら、人気お笑いグループで
一世風靡した人たちが何をやらかすのかと観てしまったら

なんとJACジャパンアクションクラブの彼が若年性認知症だって
いやーどうなるのかしらと時々観ていたのだが
観ていると、親子の問題があったり、定年でグラグラ揺れている人たちに
これでもかって、色々降りかかる出来事がある。

母の日の頃には、彼らの親たちも現れて
人生の中間管理職のような彼らの立場も描かれる

本日放送分で
とうとう、この若年性アルツハイマー認知症のジュンちゃんは、
この三組の仲良し家族の中の一人の顔がわからなくなってしまった。

「あなた誰ですか?」
「なんでここにいるの?」
ってケンカを売っているような言動に一時は、顔を忘れられた人が激怒したが、
ケンカ寸前に、
ジュンちゃんが認知症で、本当に人の顔が解らない事を仲間に
教えてしまう。
そして認知症と解ってからの仲間の行動に
感激した。

そんな事のあった翌日またみんなが集まっている場面
一人は、コレステロールの少ない料理をすれば
進行を遅らせられるとそういう食材を持って来て料理を作ると言い出し
また一人は
もともと、認知症になってしまったジュンちゃんが通いだしたボクシングに
一緒に通うと言い出す。
それぞれが他人事では、ない年齢に来ているからこその対応なのか
優しいなあと観ていると
その顔を忘れられた本人がやって来て
一同騒然となるが

ジュンちゃんに
「初めまして、いわむら ごろう です」と言う。
ひきつづき
「この街に住んでいます。仕事は、○○です」と自己紹介を始める

いやー、これで来そうで、できない事ですよね

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       母もGHに連れて帰ると
みんなが
「お帰りなさい」と言うが
母にとっては、ちょっと立ち寄っただけの感覚なので
「ちょっと通りすがりのものです」って
みんなに挨拶をして回る
時々
「やあ、いらっしゃい。丁度、今から、気功を始めるところなんですよ。参加しませんか?」
なんて言ってくれるスタッフがいると
すぐにでも溶け込む
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テレビに戻って
ジュンちゃんも
「決して、みんなのことを忘れた訳ではない。思い出せないだけなんだ」って
言っているのだから
いわむらごろうさん(和子さんのご主人)も
ジュンちゃんが思い出すまで、こういう挨拶をしてくれると
だんだんに思い出すんじゃないかと思う
思い出さなくっても、いいお友達には、なれると思う
どこかで記憶が繋がるまで。