matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

桜の花を沢山見たのに、写真を撮る暇もなかった

母の歯医者に行くと言うと
夫が「昨日、お孫ちゃんを送って行ったので今日は、家で休んでいる」と言うので

娘を整形外科に送り、
終わるのを待って
一緒に昼食
どこを通っても桜が満開で

去年は、この多摩川土手の桜を父と母を連れて見に来たものだと思ったのもでした。

昼食のあと、娘と分かれて
母を施設に迎えに行き、歯医者に連れて行きましたが、

しきりに母が
「いつも歯医者ばかりで悪いね」と言うものですから
あと、どのくらいかと聞きますと

やっと、下の歯が終わったところで、また同じくらいかかるとのこと。
あと三か月ですか。
歯医者を理由に母と会えるのは、
決して嫌じゃないけれど、
認知症でありながら、
こんなに恐縮するなんて、
母にとって楽な事ではないのかもしれないと思うと
可哀想だ。

しかし歯医者の待ち時間に編む毛糸
母と相談すると
毛糸の太さなどを気にしている様子なので、
同じ太さの毛糸をまた探して持っていかなくては。

こちらが想像する速さと編み方が微妙に違うので
考えなくてはならないが、
施設のスタッフさんが、この分では、ベストが編めそうだ なんて
??? なんとか、作品にしたいな。

歯医者のあと、地元の桜まつりに連れて行こうと思っていると
夫からメール
こちらの向かって歩いているので合流しようと

駅で待ち合わせると
すぐにでも母を送って行こうとするので、

これから桜まつりに行くからって
一緒に歩きだす。

ちょっと出足が遅かったせいか
お茶のサービスも終わっていたり、店じまいをするところもあったりだが、
それぞれの店を冷やかしながら、
時には、買い物をして
桜並木の端から端まで歩く

去年もやっていたが、文房具のつかみ取りに意欲を燃やす母

500円で、10本以上つかんでご満悦

その時はすごいねって言っていたのに、
施設に送った時に
なくすといけないと思って、フリクションボールだけ選り分けていたら、
「ごめんね。欲しいの取れなくて」
なんて言い出した。

夫がいると、母の気持ちに添えなくて
なんか事務的になってしまう。

買って来た靴下をタンスの引き出しに入れて
編み物を他の編み物と一緒のところにしまっていると

「なんで、こんなところに私のものがあるのだろう?
ここはどこ?何をするために寄ったの?」
って

グループホームにいながらも
母はまだここを自分の住処と思っていないので、
いつもここに連れて帰ると
スタッフさんたちに
「はじめまして。お世話になります」と挨拶をする。

「コートを脱いだら、みんなのところに行ってみよう」って
言って、広間に連れて行ったら、スタッフさんが
「お茶をしましょう」って
奥に連れて行ってくれた。

この後、
父の家に寄るのだが、
母の様子を聞かれ、連れてこなかったことを聞かれ
いつか会わせてあげたいけれど、
弟と相談しながら決めなくてはと思った

父からはお孫ちゃんへの入学祝として地球儀を預かった。

先日、大アマゾン展に行った時には、
お孫ちゃんが照れていたのか、はっきりと欲しいと言わなかったので
買いに行かれなかったのだが、
父さんが
「今度買っておくから何がいい?」と言ったら
「地球儀」と言うことで
こんなズレが生じた。

これを届けに行かなければ。