リハビリの編み物と父へのお見舞い

今日は、歯医者に行くために

デイサービスに母を迎えに行きました。

ここは、スタッフさんがすぐに出て来てくれて

「そうそう、お預かりしているものがあるんですよ」

って、出してくれたのが、

毛糸のラベル

「もう一巻は編み終わっちゃったので、次がほしいんですって」

みんなで、やんややんや言って

ネックカバーみたいですね。

なんて言いあっている。

母は訳も解らないでいるが、みんなの笑顔に後押しされて

歯医者へ

「すごいねぇ、やっぱり手が速いんだね

そろそろ無くなると思って買って来て良かった。

二色あるから選んで」

って、新しい毛糸を渡した。

母がご機嫌なので、

歯医者が終わった後、父の病院にお見舞いに連れて行った。

売店に寄って、プリンを買った。

父は、病院食しか食べていないので、

「食べていいの？」

なんて言っていたけれど

「そろそろ退院なんでしょ。だったら、何食べてもいいわね。」

と言う母様判断

父さま

「ここは、景色がいいけれど、こんなに景色のいいところはないよ。

ほら、飛行機が飛んで行った」

なんて母に話しかけている。

束の間のお見舞いで、母はその後、

お茶の時間だからと

デイサービスに戻った。

母が、「私の靴がないでーす」と

奥に呼びかけて

スタッフさんが出て来た。

扉が開くとコーヒーの香りが玄関までしていて、

母はすうーっと中に入っていった。