matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

入院と認知症ならではの心配

病院についてから、
色々聞かれましたが、
私たち兄弟にとって、何度も経験していることなどですし、
父のようにERに運ばれる訳でもなく
看護士さんの話ものほほんと聞いていたみたいです。
 
人は多い方が、席を外す時に便利だろうと駆けつけてくれた娘が
看護士さんとの間に温度差があったよ
と教えてくれました。
「たかが骨折と思っているでしょ。」って
 
冷たい家族じゃないんですが、
母だって、ストレッチャーで運ばれているのに、
こっちに向かってニコニコして無事だった手で、手を振るんですから
 
22時すぎに病室に移された母と
ニコニコ手を振って帰って来ました。
弟は母が認知症があるので、逃げ出さないようにと看護士さんに
念を押していました。
 
 
翌朝、そのケアマネさんに電話をすると
「温存治療で、家に帰された場合、GHで面倒を看られますから、
遠慮なく言って下さいね」と言われました。
予約をしていた歯医者さんも気持ち良く元気になったら
また来て下さいと言ってくれました。
 
病室に行きましたら、
母は上機嫌で迎えてくれました。
いつもお世話になっているデイサービスの医療機関だと思ったみたいです。
 
「ケアマネさんに会った?」とか、
「介護スタッフさんに会った?」とか言いますので
 
「今は治療に専念して、動けるようになったら、また一緒に
歌を歌いましょうって言っていた」と言うと
勝手に
スタッフさんたちがお見舞いに来てくれたと思って、
「私、その時に寝ていたのね。お礼を言っておいて」
なんて
 
こういうのなんて言うのですか
入院ハイになっています。
話しが止まらず、
「うちの娘です。どうぞよろしく」と上機嫌
 
ただ、看護士さんのお話によると、ベッドから起きようとしたり、手の添え木を取ろうとしたり、布団を跳ねのける
など、治療の妨げになることをするようで、
治療優先でということで無事な手もミトンのようなものをはめられていました。
でも食事の時は外すようです。
 
以前、肩の骨折で入院した病院では、認知症があるのでと
すぐに出されてしまいましたが、
ここの病院は、高齢になれば、誰でも混乱するのは、当たり前
治療優先ですが、リハビリで、刺激も与えて行きますとのこと。
 
そういえば、一緒に救急外来にいたおばあちゃんの診察室の前を通った時に
長谷川式認知症検査を受けていて、丁度、猫、桜の言葉を思い出すところが
最後の電車が思い出せずにいるのが聞こえました。
 
なんか認知症に理解のある病院のようです。
 
お医者さんも
母の気持ちを大事にして治療にあたってくれるそうです。
ただ、手首はバッキリと折れていて、細かい作業はできなくなるようです。
でも認知症だから、お仕事をするわけでもなく、本人がそのままで暮らせるなら
それもいいのではないかとのこと
ただ、他にも骨折が見つかって、手がちゃんと動いた方が良いと判断されたら
手術をして元通りにしてくれるそうです。
それは、80過ぎだろうが、90過ぎだろうが、ちゃんと元通りにしますとのこと。