matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

アスペルガー症候群だけでなくコミュニケーションの取れない人たち

昨日、実家の往復でラジオを聞いていたら、
ラジオ日本放送で人生相談をやっていた。
 
44歳の男性で、6年間介護の仕事に付いたが、
コミュニケーションが取れない
物覚えが悪いとのことで。
3年前に介護の現場からメンタルクリニックを紹介され、行ったところ発達傷害がみつかった。
その後、契約を更新してもらえなかった。
 
しゃべりすぎて周りから反感を買うが、
障害者枠で就労したい。
今は一般就労で働いているが、足りず
障害年金生活保護で生活している。
そのことで余計に反感を買っているのも辛い。
 
高校卒業してから
ガソリンスタンド、スーパーの店員、誘導係など転々
28歳から一人暮らし
35歳で介護の仕事
41歳で傷害が見つかり
    介護の仕事を解雇され
44歳の今は、障がい者枠で就労したいと思っている。
 
このラジオを聞いてびっくりしました。
41歳になるまで、この男性は自分の障害を知ることなく、
もちろん、周りからも理解されず、仕事を転々として来たと言う事。
しかも一番苦手とされる接客するような仕事に付いていたこと。
確かに、この相談の間でも、よくしゃべり、話があちこち散らばっていることもありましたが
相手に伝えようとする努力は並大抵でなく
辛い目にあっても頑張って来たのだなということが感じられました。
 
使っている言葉使いから、かなりの教養も感じられ、何か得意なもので
就労できるといいなと思いました。
 
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世の中には、
こういう障害を持っていなくても人の気持ちを察することの出来ない人と言うものはいるもので、
彼のように、しゃべりすぎたことで相手を怒らせ、何が原因で怒らせたかわからなくても
怒らせてしまったことが解るというのは、優しい心を持っているからなんだと思います。
 
実は、
実家の隣りのうちで工事が始まり
違うお隣さんから、よく解らない苦情を頂きました。
工事をやっている家に行って様子を聞くと
あと一週間は続くとのこと。
手紙一枚でいいから、隣接している家にはそのことを書いて入れておくといいよと
言って置きましたが
翌日になっても手紙一枚入らずに
また仕事を始めています。
様子を見にいきますと、
挨拶に行った最初の家で、ひどく叱られたようでした。
 
そういって呆然としているリフォーム業者
だからって、一軒だけ挨拶をすればいいってものでもありません。
彼を連れて、父に会わせると
工期と、工事の依頼を受けた会社の名前を聞いていました。(たったこれだけで済むのに…)
彼は下請けの下請けだと言っていましたが、
どこの工事でも、隣接する家には
始まる前に挨拶があります。
それでこそ、多少の騒音や、人の出入りにも目くじらを立てずに済むのではないかと
思います。
依頼した会社がしっかりしていないと業者が大変です。