matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

家族は愛おしい でも 面倒くさいと思うことも

母のデイ送り出しに行って来た。
 
おはよう
と言ったら、起き出して来て、すぐに食卓についた。
起きたらまず、顔を洗ってほしいと思い        
「顔を洗った?」と尋ねると
間髪入れず、ちょっと遠くにいたと思った父が    
「顔なんて洗うものか」
答える。
 
解っているけれど、母に顔を洗うことを思い出してほしくて言っているのでしょうが
悶々としながらも
「顔を洗って来ない?」
と言って母の顔を見ると
父をにらんでいる。
 
「なんでそこに座っているのよ。何しているのよ」
父は、母と一緒に食事をするものだと思い
おかずを温めなおし、
パンを手渡ししようとすると
「手を洗ったの?汚い手を触らないで」
もう母の機嫌がマックス悪い。
それでも父は母の世話をやめず、母の目の前のお皿に
次々をおかずを盛って行く。
逆効果としか言いようがない。
 
怒りながら食べているので、30分以上食べているのに、何を食べているのか
解っていないで、パンにおにぎりにさつまいもの甘露煮と
糖質ばかり取っている。
 
私も父がめちゃくちゃに乗せるのを防ぐのに気を取られ
母が一体何を食べたのか正確には解らない。
ただ、前にあったものでなくなったものを考えるとそんな感じだ。
 
父が目の前からいなくなると、    
「やっとゆっくり食事が出来る」
と、またおにぎりをほおばっている。
延々と続きそうな食事だったが、  
デイサービスのお迎えの時間が迫って来ているので
切り上げさせ、顔を洗いに行かせ、なんとか送り出す。
 
すると、父が
「近所のうちが昨日、急に引っ越して行ったが、なんで黙って行ったのか」
言うので
「わたしには、連絡が来たので、一昨日ちゃんと挨拶をしたし
そのことを報告もした」
 
これは、昨日も、引っ越しトラックが来た時点で父から電話が来て
ちゃんと引っ越すことを話したのに、
 
父は、一昨日、ご近所さんが引っ越すことを言うと
「それで表札がなくなっているのか」なんて、
なんて聞こえていたたのか
相槌を打ったし、
母は
「どこに引っ越すの?」とか
「一人暮らしじゃ広い家にいるのも大変だものね」って言っていて
そのほかにも納得の行くまで色々聞いていた。
「挨拶に行く?」って聞いたら
 
「当日、挨拶に来るでしょ」なんて言っていたので、
それでいいのかと思っていた。
 
それなのに、実際に引っ越して行ったら、父は
「黙って引っ越して行った。どこに行ったのか、他の近所の人も聞いていないと言っていた」
ずっと騒いでいた。
 
うるさいので、台所で洗い物をしていたら、
うちの夫の会社の株価が下がったが、どうしたのか、大丈夫か
そんな親戚中の株価なんてチェックしていないもの
わかりません。
 
またしばらくすると、旅行に行きたいのだけれど、申し込んでいいか?って
パンフレットを持って来た。
どうも私たち家族と行きたいみたいなので、夫に聞いてくると
パンフレットをコピー
 
またしばらくすると
ちがうパンフレットを持って来て、
おせちを頼もうと思うのだが
見てくれるか、そっちで頼んでほしいと
言って来た。
今、これを書くまで忘れていたが、調べなくては。
 
そしていよいよ、帰ろうとすると
「帰るのなら、図書館まで乗せて行ってほしい」
「いいよ」と言うと
「二階の戸締りを見て来てくれ
 
それもおわり
いよいよ車に乗ろうと思ったら
後部座席に乗り込んで来て
「前の車のような手すりがないから、つけてもらえ
つけ忘れたに違いない」
ああ、これも乗せる度に言われる。
 
こんなにいっぱいの宿題
わたしにはこなし切れません。