matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

デイ見送り

サービスが足りなくなったので、
デイの見送りに行きました。
 
実家に着いたら母は石のように固くなって
寝ていました。
私がちょっと遅れ気味で着いたので
行くなり、色々と父から聞かれました。
なんで、なんでの連発で
ただでさえ時間がおしいのに、困ったなと思いながらも
もしかしたら、父がベッド周りにいたら起きないのじゃないかと
思って父に少し他のところに行っていてもらいました。
 
母の手をさすったり、頬に手をあてて見ながら様子を見ていると
「今日は、何の日?」
「疲れたから寝ていたいんだけれど」
 
「ほらほら、体を固くしていたら、体が固まっちゃうから
取りあえず、起きてみよう」
促してみると
 
「起きれない。体に力が入らない」
 
「じゃあ、足を下におろしてみようか?」
足をさすりながら、ベッドの外に出す。
向きを変えてみれば、なんだか起きれそう
上半身をあげると
 
「力が入らないから立ち上がれない」
 
「今度手すりを持って来てあげるけれど、今日は私の肩じゃダメ?」
半身を落とすと
必要なしとばかりに立ち上がる。
「さあ、立ったところでトイレに行く?洗面所?」
母は、スタスタとトイレに行きました。
洗面所の前で捕まえようと思ったら、またスタスタ帰ってきて
食卓の前、
 
「疲れて、動けない。まずは、ご飯を食べる」
 
私たちの話を聞いていた父が
タオルを蒸してきて、これで顔を拭きなさい。
それを無視して
お皿の片隅にあったチョコレートを見つけて食べようとする。
ご飯の前にチョコなんて食べたら血糖値が上がって
太りやすいんじゃなかったっけと思って
ええっとした顔で父を見ると
 
「テレビで朝食にチョコレートを食べるとボケにくくなるって言っていた」
って、それってポリフェノールがあるから?
 
「じゃあ、いいけれど、食後にして。あと食べたらちゃんと歯を磨いてね」
とは、言うものの、父は
母にクリームパン、あんまん、ヨーグルトにヤクルト
甘いもののオンパレード
こんな問答をしているうちに
デイサービスのお迎えのスタッフから電話
 
「早かったけれど、着いちゃったので家の前でお待ちしています。
ゆっくり用意していいですから」
って
母様、
まずは洗面所
顔を洗って、歯を磨いて
時間がないから 仕上げはおかあさん♪ができない。
 
次に部屋に戻って、服を着替える
基本的に母に選ばせるが本日は二択
靴下は有無を言わせず
バッグ(通信ノートとハンカチを確認)を持たせて
玄関へ
靴を履いたら、さあできあがり
玄関の前でスタッフさんに
「おはようございます」と深くお辞儀をしている。
軽くストレッチさせたから、なめらかな動きだわ。
でも腰をまわしていないので、ちょっと動きが変
 
スタッフさんに
起きたばかりで、体がまだ起きていないみたいで腰が痛いと言っていますと
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