matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

電話にびくびくする

本日から、母は無事デイサービス
 
ですが、昨日
母から電話で
「まだ食欲がないのに、母の見ている前で父が食べ散らかしている。
嫌がらせに違いないから警察に行って来る」
と。
 
うわーもうダメです。
家でも
私の帰りを待ちわびていてくれた?ようで、洗濯物
食事の支度に追われて
なおかつ
一緒に行くのを待っていたようで映画鑑賞も
しまくっています。
 
家にいても休めないので、映画に行こうと言われると
喜んで映画のシートに身を沈めてしまいます。
 
 
話がそれましたが、
父は、そろそろ食欲が出てきたようです。
帰る前は鮭を焼いて、ホタテの照り焼き
アスパラを茹で、コールスローとお味噌汁
あと何点か食卓に出して
翌朝のパンとスープかなんか置いて帰って来たはずなのに、
食べるものがないって騒いでいるみたいなのです。
 
そうそう、母が電話で
「父が枝豆を食べ散らかしている。食べ終えてものも同じ皿に入れている」
受話器の向こうでカサカサ音がしているので、
父が確かに食卓で物を広げたり、重ねたり何かしているようです。
 
電話が来た時はちょうどお昼ちょっと前だったので、
父が出た時に
何かあるもので、食事をして夕方涼しくなってから
買い物に行ったらと言いましたが、
 
それほど食べたいのなら、
買い物に行ってもらったらいいよと母に言いました。
父はすぐに出かけたようで、
母の
「なんで外からカギをかけて行くのよぉ」と叫ぶ声が聞こえました。
 
残るは母です。
もう父が出かけたのだから、冷蔵庫を開けて好きなだけ食べたらと
言いますと
父があらかた冷蔵庫のものを出して、食べ散らかして行った。
「どこまでが食べかけか解らないので
出ているものは食べたくない」と言います。
 
もうこうなったらやけのヤンパチです。
「冷蔵庫に引き出しが付いているでしょ
そこにアイスがあるよ」って
悪魔のささやきです。
 
母が冷蔵庫の前に行ったようです。
ガサガサ
バタン。バタン
ガサガサ
 
ふと思いました。
もしかしたら、母は電話中だってことを忘れているのじゃないかって
そこで、
受話器を包み込むようにして
 
「冷蔵庫どうだった?アイスあった? 電話中だよ」
 
私は何者なんでしょうね。
電話に向かって大声で叫んでいるなんて
1分?3分?5分?
 
忘れられているんじゃなかろうか?
 
やっと受話器の向こうから、母の声
「ねえ、父さんがみんな食べちゃったのよ。何にもないんだから」
 
「そんなことないよ。私が沢山いれておいたのだから。
引き出しだよ。受話器持ったまま探して!」
 
ガタン(受話器を置く音)
 
タタタタタ=3  人の話聞いていないよ。
 
「ああ、母さん、母さん、電話中だよ。 スカビちゃんが待っているよ」
もう連呼。連呼
 
運よくコーヒーゼリーを発見した模様。
 
「なんか黒いゼリーみたいなの見つけたけれど、食べられる?」
 
「ああ、良かった。一個残しておいた奴だよ。食べちゃえ。食べちゃえ」
悪魔だな自分
 
「父さん、帰って来ると食べられなくなるから玄関のカギを閉めて来る」
「玄関はいい! すぐ食べないと帰って来ちゃうよ。急いで急いで」
「じゃ、ゼリー食べるから電話切るね」
 
ん?大丈夫か?
弟のところにも電話があったようなので、メールで事の次第を伝える。
 
そして今朝、
朝から、親戚の電話に不機嫌に出てしまった。
だって、ヘルパーさんの名前に聞こえてしまった。
あの電話番号を教えていないのに、電話をかけて来たあの人に。
 
行かなくても電話におびえる私
 
留守電にして一切出ないようにしようかな。