matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症よりたちの悪い父の倹約精神

先週、父から母がエアコンのリモコンを無くしたと言われ
何度か探しに行った。
 
探しに行くとストーブも倹約モードに設定して
その前に鎮座している。
 
部屋の温度は言うまでもなく10度
 
6枚も厚着をして探したけれど、見つからない。
父が席を外したすきにストーブの設定を23度にあげて
探すが
寒くて埒があかない。
ヘルパーさんにも部屋が寒すぎるからリモコンを買い替えるようにといわれていると言う
ヘルパーさんが来たときにリモコンがないと困ると言う。
 
そこでやっと新しいのを買ってもいいというので
近く?(道の規制が多くて1時間弱かかった)の大型電気店に行って
共通のリモコンを買って来た。
 
リモコンを設定した。
新しいリモコンは壁に掛けられないので
なにか工夫をしなければと思っていたら、
翌日ヘルパーさんが置き場所を考えてくれて
その翌日弟がそれに沿って
リモコンに紐をつけて
エアコンからぶら下げた。
 
やっと少しは暖かくなったと思ったら
私が母のところに行った日に
前のリモコンが見つかった。
 
早速
父は、二つもあっても仕方ないからと
電気店に電話をして引き取ってくれないかと談判している。
 
父は、私が行くと銀行に電話をしたり、役所に電話したり
時には旅行会社に電話したりと
交渉ごとを
私に仕向けるようにする。
 
こんなことは、母を不安にするばかりで良くないので
本当は、家で日向ぼっこをしながら
家の片づけでもしたいところだが、母を連れ出す。
 
先日も、母を馬事公苑まで連れて行ったら、父もついて来た。
着くなり、父は駐車料金のことを心配し始めて
ちっとも園内を散歩しない。
 
いつもはどうしているのだと聞くから
カラオケをしたり、食事をしたり、買い物をしたりで
駐車料金がタダになると言ったら
買い物をしたらいいと言うが
父がやりたいのは駐車料金をタダにするため買い物なので、
私は父と行くとほしくもないものを買うことになる。
しかもこんな二人を連れての買い物
どれだけしんどいか解らないらしい。
 
そこへ行くと母は認知症だけれど、ゆったりと商品をみさせてくれるので、
比較的無駄にならないものを買ったりできる。
何より、その日も
帰ってから、カラオケがしたかったと言われ
カラオケだったら、3時間ほど無料になったし私の持ち出しも
なかったのにと悔やまれる。
 
母と行くと駐車料金を払うことがないのに、この日は500円なりを払って
馬も見ないで帰って来た。
 
家に戻るとまだ2時前、結局、家にいても邪魔にされるので、
近くのホームセンターまで、また母を連れて行った。
 
そうして穏便に終わったかと思ったら
また翌日から電話
 
母がリモコンを無くしたと言う。
用事をしていようが、車に乗っていようが容赦なく電話が
かかって来てでないと
「どこに行っていたの、何をしていたの?どうして電話に出ないの?」と
それでも母に聞かせたくなくて
母がデイサービスから戻るまえに
こちらからも電話をしているのに、
こちらからの電話にはでない。
 
そして母が帰って来て母を責めたらしい。
散々、父の文句を聞いてから母が代わった。
 
「こんなリモコン一つで責められて、あなたにも迷惑をかけて
父さんは病気なのに違いない。」(私も同感)
とひたすら謝る。
「どこに相談したらいいかしら」と来た。
 
ほうら、ほら、どうするのよ。
これが、発端で、やれ離婚だの、警察を呼ぶだの、
大騒ぎになるパターンじゃないの。
 
と思っていたが、こちらは、こちらで、もうこんなことが二週間も続き
限界。頭が回らない。
昨日なんて自分のうちの心配事で、4時まで眠れなかったのに、
と興奮しまくって電話していたら、
母の方から
「取りあえずは、父をなだめて明日ゆっくり考えるから、あなたも
自分の家のことをやって」と言ってくれた。
 
たかだか2千円弱で騒がないでと思う。
こちらは、早く手続きをしなければ、もっと高額が派生することがあったり
母だって、認知症が進んだら
もっとお金がかかることがあると思うのに、
悪化するようなことばかり責め立てて、
性格悪い!
 
もうすぐ母の弟の一周忌なのだが、
「母さんがおまえと行きたがっているから、行ってやってくれ」って
 
母に聞いたら、
「遠いし、本人がいないのじゃ、行っても仕方ないしね」
って母様、素晴らしいご判断。
 
お葬式も、納骨も行ったけれど、
年寄りばかりで、誰も母さんに話を振っちゃくれないし、
挙句のはてに
皆さんをお送りするはめに。
しかも手ぶらじゃ行かれないから、私も弟も香典を用意し
と、お金もかかれば、体力もかかり、時間もかかりだったのです。
その挙句に、香典の金額の相談がなかったと親戚からは言われ
酔った親戚からからまれ
母が一喝してくれたので、救われましたが
もうよほどのことがない限り行かないでいいのじゃないかな。
 
父さまは、ボケちゃいないが、
好奇心旺盛で若い人と同じように行動するのが困る。
お墓が見たいのなら、そのうち観光ついでに連れていってあげるって
言いましたが、無駄なお金はださないだろうな
 
 
愚痴が多くなってしまった。(反省)