matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

ショートステイ はつらつとして帰って来ました

今週は、ショートスティが出来ることになり、初日に
いってらっしゃいをするために行って来ました。
 
洗面道具を足せば、スティの支度が出来るはずだった
 
ところがあらかじめ探しておいたズボン下も下着も
驚くなかれ普段着も見つからない。
 
本人に気づかせてしまうと色々考えすぎてしまうので、なりゆきで
行かせようと考えていたので、敢えて支度はそれとなくやっていたのだが、
それでも
ヘルパーさんが、
「来週はショートスティですね」
なんて言ってくれたものだから、ますます準備が出来ない。
 
そして当日、
デイに行く一時間以上前に着き、支度をさせるのだが、
父が、色々なことを言いだすので、支度が進まない。
着替えさせることも出来ないので
お風呂に入れると言って風呂場に移動。
朝風呂に入れたら
「小原しょうすけさん、朝寝、朝酒、朝湯が大好きで♪
そーれで身上のおこした♪」
なんていい加減な歌を歌ったかと思ったら
「ねえ、身上ってなあに?」
「お金ってことじゃないの。」
「ねえ、なんで、朝湯に入ったら、身上が残るの?」
「ほんとうの歌は、朝寝、朝酒、朝湯だから、
朝風呂に入って、お酒を飲んで寝てしまったら、財産は残らないよって
歌だけど、
母様は、朝風呂入って、体があったかくなったら、一仕事しようっていうのだから
身上は、残るねえ」
って言ったらご機嫌で
「あら、じゃあ、しっかりあったまって出よう」
だって。
えらいわあと着替えを取りに行くと父がしっかり、電気と暖房を消している。
 
「ちょっとお、暖房くらい一々消さないでよ」と
お願いして、母を迎えに行くと
お風呂の中を垢だらけにしている。
私がアラって顔したものだから
「証拠隠滅」って言ってお風呂の栓を抜いてしまった。
 
「そんなにあわてなくても大丈夫よ。私が協力して掃除しておくから」
と母を無事、お風呂から出して
着替えてもらう。
 
着替えてもらう一方で、着ていたパジャマなどを洗って乾燥
それでも足りない。
まあ、デイサービスに行ってから届けるかと思っていたら
父が
「今日から、お泊りで大丈夫?」なんて母に聞いている。
「母は、いびきをかくから、お泊りはしたくない」なんて
言い出す。
ほらほら、不安になるような事を言ったら、
ダメじゃなーい。
と思いながら、朝ご飯を食べさせ、出かける準備をさせて、
デイサービスに出発!
 
帰って来てから、
下着、普段着、パジャマ、各3枚づつ、そろえると
スーツケース一個とボストンバッグ一個になってしまいました。
しかも支度をしている間に
父がお昼を食べに行きたい。
なんて言い出すので、見つからないもの
あっても古いものなので新しいものを買ってしまおうと思ったら
何枚足りないのと、最小限しか買わせてもらえず、
結局、長袖の下着のシャツ、一枚と靴下一足
新しいものをそろえてあげたいって思わないのだろうか。
 
母がこんな病気にならなければ、お正月と言ったら
みんな新しい下着と晴れ着をおろしたものなのに。
 
そしてそれを詰めている間も、
区からの手紙を母がなくしたとか、
年末年始の計画はどうなっているのか
おせちは、頼んでくれたのか
何度も聞いてくる。
紙に書いて説明
 
もうすぐ4時になってしまうと思って
「届けてくるね」と言うと
父が
「泊まるところへは、5時半に移動するんだろ。ギリギリでいいじゃないか」と
 
困りますう。娘が出かける時に一緒に出てきたのだから、
早く帰らないと、家の用事が何もできていない。ご飯も作らなくちゃ。
 
そして翌日
「手紙を再発送してもらったら、届いたから
取りに来てくれるか」
いやいや、おせちも頼まなくちゃならないから、一回で済ませたいなと
おせちのカタログでアタリをつけ、
 
翌々日
「おせちを頼んだよ」と電話をすると
「ちょっと来てよ。近くまで来ているんでしょ」
駅の近くでたのんだのに、
しょうがないなあとテクテク歩いて実家へ
 
手紙を受け取り、記入すべきことを記入して返信しておくからと
言って、
おせちの引換書を渡す。
帰りはさすがに疲れたのでバスで駅まで。
「母さまがショートから帰って来るときは来てくれる」と
頼まれ
 
ショート最終日にまた行って
持って行った荷物の整理
 
ショートスティに行って楽だったのは、ヘルパーさん問題から
解放されたことでした。
 
父は、ヘルパーさんがお茶を入れて、(私たちにも入れさせない)書斎に
入って来ると文句を言っていたのに、
「今週はヘルパーさん来なかったなあ」なんて言うから
寂しかったのかなと思ったら
「ショートスティってどのくらい費用がかかるの?」
って言うから、
「そんなにデイサービスと変らないんじゃないの?」
と言ったら、
「じゃあ、ヘルパーさんの分だけ安いかな」って
それも含めてだろうが、普通と
思ったが敢えて何も言わなかった。
 
母が帰って来たら、とても元気で、少しできなかったことが出来るようになっていて
話も割と辻褄の合う感じで
お友達も出来たとの事
たまのショートスティでリフレッシュされた感じ
ただ、
「ただ今回のお泊りは誰が頼んだの?」と
頭もちょっと聡明
父が説明しそうになるのを抑えて
「ケアマネさんが、お泊りの空きが出来たから、たまにはどうですか?って
誘ってくれたの」
と言うと
「いつも気にかけてくれているのね」と
たたみかけるように父が
「夕ご飯はどこで食べるの?」「部屋は一人部屋なの?」
「お風呂は入ったの?」と質問ぜめ。
 
答えられないものは、聞いたら可哀想でしょ。