matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

買い物は楽しい

風邪で臥せっていても、介護の日になれば、しゃんとしなければと
思い出かけて行く私。
病院では、へんな音がするから、レントゲンかCTを撮った方がいいと言われました。
処方箋薬局で
ちょっと疑問に思ったことを口にすると
薬の副作用で1000人に一人くらい夜眠れなくなる人がいると聞き
家族に帰宅を待たずに夕飯を取り、薬を早めに摂取することにしました。
そして、なんとか、少しづつですが快方に向かってきたような気がします。
 
ところが、まだ快方に向かっているのか解らない頃に
父が
NHKのテレビで見た岩本町のファミリーバザールに行きたいと言い出しました。
その日は、
母の毎月の神経科受診の日。
それが終わったら帰るつもりでいたのに、
母は、車から降りようとしません。
 
いや、絶対に無理です。
「明日連れて行くから今日はこのまま帰らせて」と頼んだって
もう私が声をからしているのさえ解っていないようです。
 
仕方がないので、弟にメールで翌日連れて行ってもらえないかと
送るとともに、家に電話して応援を頼むと
娘も夫も快く来てくれることになり、
午後から出かけました。(ただし一人は家に残る必要があったため夫が来てくれました)
 
こうなったら私の目的は、早く買い物を済ませること。
父がズボンを欲しがっているので、
娘から聞いていた見た目は普通のズボンだが、ウエストがゴムのものを
購入すること。
夫が私たちをおろして駐車場を探している間に
介護ショップに行き、
男性用ズボンをたづねると
もう残りが少なくなっているせいか、破格のお値段。
8000円くらいを想定して行ったのに、
ショップのお姉さんが1050円でいいなんて言うものだから
二本も買ってしまった。
母はズボン下かわりのスウェットを200円
ボアのスリッパも525円
 
勢いづいた父は、お店を片っ端から見て回る。
しかし支払った金額に比べてカサは多いので、
無理して買わないところが偉い。
しかも一つ買ったら一つ捨てる気でいるから、
メチャクチャ買おうともしない。
露天に出ているところは、レシートをくれないところもあるが
そういうところは、ちゃんとメモを取っている。
 
駐車場も去年と同じところなので、そちらに向かいながら
「面白いなあ」「楽しいなあ」
なんて言いながら足取りも軽い。
母もつかず離れずついて歩いている。
 
その後ろから私と夫は、わき見と母たちの行方を確認しながらの買い物
夫が
「お父さん若いなあ。これじゃあ、あと10年は大丈夫そうだな」
「ああ、じゃあ、100歳超しますね」
 
疲れた私たちは、父たちを
さっさと送り届け
お茶のお誘いもお断りして、帰りましたとさ。