matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

介護って難しい

先々週母を病院に連れて行ってから逆にこちらが熱を出したり
それでも
先週ケアマネさんとの定例の打ち合わせのために
行ってみると
まだ咳がでるようなので、お薬もなっくなったことだし
また病院に連れて行くように言われ、そのまま
また病院に連れて行きました。
やはりそこでもたいしたとない風邪のようで、
またまたお薬を一週間分もらって帰って来ました。
 
ところが
また翌日になると調子が悪いのです。
主任ヘルパーさんの来る日なのです。
父に聞くと
「手洗い、うがい、マスク着用すること」
と張り紙をして帰ったらしいのです。
 
一応、ボケてはいても母はそこの家の主婦です。
プライドが傷ついてしまったようです。
 
しばらくぶりで皆さんのブログをチェックすると
NHKで、"認知症800万人"時代"助けて"と言えない
孤立する認知症高齢者
と言う番組があることを知り
娘と二人で観ました。
 
区の職員さんたちの努力は解りますが
「お薬がちゃんと飲めているか調べたい」とか
「助けてあげたい」とか
「お皿洗ってもいい?」とか
 
うちだったら、きっと門前払いです。
大きなお世話、そんなことも出来ないと思っているの?と怒ってしまいます。
 
私が同じことを言ったとしても、そんなことが出来ないと思っているのと
激怒されることだと思います。
介護施設に入らないか」と言うのも
行ったことのない人にとっては余程の勇気かあきらめが必要かと
思うので、まずは、見学を勧めたり、自分のこととして資料を眺めたりして
様子を見ます。
 
二番目に紹介されていたご高齢の方は、ギターも弾けることですし、
同じくらいの人たちと音楽を楽しみませんか?
と言う導入の仕方がなかったのでしょうか?
 
 
素直な方だったようで、介護施設に入ることになったようですが。
一人暮らしとなると
色々考えるところも違いそうです。
 
その前に日に放送されていた
自宅介護の方は観られなくて残念です。
 
うちも実際のところ、母の介護には、かなり困っていることも確かです。
こうやって自分が風邪を引いて家から出られない状態になってみると
ヘルパーさんたちの手を借りなければどうにもなりません。
 
しかし、ヘルパーさんは、時間が来て帰ってしまってからのことは
考えてくれないのでしょうか?
母は、ヘルパーさんのことをデイサービスに行くためのお手伝いという
認識です。
ですから
それを越えてのサービスは、混乱してしまうだけなのです。
 
自分の存在ってなんだろうって考えてしまうようです。
その結果、
「なんだか人に迷惑をかけているみたいなのだけれど、来てくれないか」と
いう事になってしまいます。
 
具合の悪いことを伝えて
「行かれない」と言いますと
「娘にも見放されたから警察に行って保護してもらう」と言い出すのです。
 
実際に隣りの家に逃げ込んだこともありますから
徘徊につながっては困ります。
そこで、ゴホゴホ言いながら、説得するのは、避けて
色々と話を聞き出します。
具合が悪いから買い物にも行かれないとか、寝ていたいのに、
父がそばでうるさくするとか、
色々なことをずっとしゃべっています。
時々、こんなに困っているのに、なんであなたは来ようとしないの
なんてののしることもあります。
でも、二時間もしゃべっていると
人のことを仮病をつかってまでも来たくないのねなんて言っていたのに、
 
あなた食事どうしているの?
なんて言い出す時があって
「具合が悪いから食欲もないから誰か家族から電話があるのを待っている」
と言った途端に
「じゃあ、電話をかけていたら、連絡が取れないじゃないの?」と
急に母である娘を守る立場になって
「ちゃんと栄養取って、元気になったらまた遊びに来て」
と言う。
「また遊びに来て」と言うところがいい。
実際には手伝いに行くのであっても、母としては、
私が母の顔を観に来ている。息抜きに来ていると言うことに
したいようだ。
私も、今日は母さまと何をしようかなと
楽しみにしようと思う。
 
まだ風邪が抜け切れていなくて
頭が回らず、変な文章かもしれませんがご容赦を。