matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

背中の痛みと化粧水

昨日は、なんだかんだで、家に帰りついたのは、もうすぐ9時になろうと言う時間
 
その割には疲れていないなあと思っていたら
 
今朝になって、体が痛い。
 
ヒリヒリ、ジクジク。どんな格好をしていても痛い。
 
とにかく痛み止めが効いてくるまでじっとしていようと横になっていると
 
父からのんきな声で電話
 
「今日は、どうなっているの~」
 
いま、取りあえず痛いから痛みが取れたら行くと言って電話を切るが
なかなか痛みがしぶとい。
 
なんとなくテレビを見ていたが、痛みで集中できないので、録画してある中から
 
ERとか、CSIを見る。
 
うつ病の弟を抱えたアビーと金持ちの出のために制約の多いジョン・カーターの恋
育ちの違い以上に
立場の違いなんかを自分の身近なものと重ね合わせて見ているとちょっとは、痛みを忘れる
 
ベランダからの壁を直す音で目を覚まし、ちょっとの間うたたねをしてしまったことに気づく
ベランダからは、見えないはずだが、テレビの音は工具で補修している合間には聞こえているのではないか、
ここの家の人は朝っぱらからテレビドラマなんて見てお気楽だななんて思われないかしら
と部屋を変えてみるが、やはりなんかで気を紛らわせないと痛みばかり気になってしまう。
 
そんなに痛いなら無理して実家に行かなくてもと思いたいが
昨日は、突然の出来事に
自宅の買い物をすべて、実家に置いて来てしまった。
 
食材は、我慢するが、化粧水も温度の変化が心配で、家の中に置いて来てしまった。
 
それが何を意味するか
 
母が認知症なんて微塵も疑っていなかったころ、多分5,6年前
母が、
父がひどい人で、この頃家計に口出しをするので、化粧品が買えないと訴えたことがあった。
その前からお金がない。お金がないとは、よく言っていて、
金持ちの友達がよく色々なところに誘ってくれる。御嬢さんがくれたと言っては歌舞伎とか
旅行とか連れて行ってくれると言っていた。
 
そこで、考えて自分が買ったことにして母に化粧水を買ってあげようと
奮発して1万円以上する化粧水を買ってあげたことがあった。
 
自分は化粧水をそんなに熱心につけないので、一年くらい持つ
母もしばらくは、いい気分になれるのじゃないかと思っていたら、
 
翌月になったら、また化粧水がほしいと言う。
理由を聞くと
もらった化粧水を洗面所においてあったら、父が
自分もつけようとしたらしくて、分量が解らず、思いきり振ったので、全部流れてしまったと言う。
 
その後、夫がゴルフの景品で化粧水のセットをもらって来たので一本だけあげた。
 
母が認知症になってから、父が母のために化粧品を一緒に買いに行ってと
頼んで来た時のこと。
言われたものをすべて買って、いざしまおうとしたら、その、あとであげた方の化粧水が出て来た。
それだけでなく、多分叔母がくれたであろう化粧水も出て来た。
 
出てくればいいが、最初にあげた化粧水のように捨てられてしまっては、大変だ。
今となっては、どっちが捨てたのか解らないが
一年に一、二本しか買わない化粧水を取り返し
持って帰って来てしまった保険証を置いて来なくては
ずっと父からの電話が続くだろう。
 
昼ごはんの後痛み止めを飲んで、
なんとか収まったところで出かける。
 
実家に着いたら、父が栄養ドリンクを差し出した。
 
痛み止めを飲んでいる時は、こういうものって効きすぎるから飲まない方がいいみたいって
言ったはずなんだけどなあ。
と元気の前借をして、部屋の掃除とベッド脇のブラインドの上から遮光カーテンをつける。
テーブルの上を整理していたら、化粧水が袋から出されてむき出して置いてあった。