matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母を連れて歯医者へ   運転手が具合が悪いと車まで

そしていよいよデイサービス
 
ここは、認知症専門の施設なのに、出入り自由
まるで歌声喫茶みたい。
 
呼び出すのがためらわれているとスタッフの
一人が私を見付けて、母を連れてきてくれましたが、
 
「途中対座なんて、大変申し訳ないですが、娘が迎えに来たのでお先に失礼します。
皆さんごめんなさいね。そのまま楽しんでってくださいね」
ときちんとしたご挨拶をする母
 
回りの皆さんも「可愛らしい娘さんじゃありませんこと」なんて
母の申し訳なさそうな言葉に反応して、私に挨拶をよこす方々
 
どこもおかしくない と思った瞬間、私の前にいたおじいさんが
「あなた、私の服をちょっと取ってくれないかな」と指差し指令
どうもスタッフが洋服ダンスの前にどうぞと椅子を勧めてくれたので
洋服番だと思ったらしい。
 
わずか5分くらいの滞在で失礼をして歯医者へ
母を病院の前におろして駐車場へ。
 
病院に入ってみると秀子(仮名)のお連れの方ですか?と言われ
母はもう治療椅子に座っている。
 
ここでも5分くらいで終わり、
 
そうそう足らない遮光カーテンを買って行こうと100均に
とはいえまさかあると思っていなかった遮光カーテンが500円で売っていて、購入
 
駐車場に戻ると
 
エンジンがカタッといったきり動かなくなってしまった。
 
ディーラーに電話をすると、ちょっと待ってくださいと言ったかと思ったら
あちこちに電話してくれたらしいが、
いつも見ている自分たちが一番よくわかるからと来てくれることになった。
 
一時間くらいかかるから、どこか涼しいところで待っていて下さい。近くまで来たら
電話しますとのこと。
 
さあ、困った私はいいけれど、母を道連れにするわけにはいかない。
のらくろ父さんに電話するが、出る気配がない。
 
しかたがないので、近くのお店に入って一息つく。
暑いところと寒いところを出たり入ったりしていたせいか、お腹がキューンと
いたくなった。
何か温かい飲み物を下さいと注文したら、
母がしどろもどろ。
うん。うん。それでいいって、何も指さしていないよ。
入る前に言っていたバニラアイスを頼む
 
良かったらしい。
 
6時過ぎていたので、夫と娘にメール
取りあえず、娘とは連絡が取れた。
 
父にも連絡がついたので、一息ついたあと、店の外に出て、タクシーをつかまえることにした。
一台目乗車拒否をされたら、二台目が来た時に母が飛び出したので、
止まってから行こうと引き留めて乗った。
母のパフォーマンスが効いたみたいだが、いやはや恐ろしい。
 
一方通行が多いこの辺りだと車の方が回り道だけれど、仕方がない。
母を送って、また戻って来てわずか980円、
それでもまだ30分しか経っていない。
 
またまた100均に戻り、店内をブラブラ。工具が充実しているのを発見
のこぎりまである。
 
頭の体操のコーナーで立ち読みしていたら、連絡が入って
ディーラーさんたちが来てくれた。
 
ちょこっと見てやっぱりバッテリーですねと言って
新しいのと替えてくれた。
 
車は運転できても、構造は苦手だわと思いながら家路についた。