matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

介護度3だって、お買い物は楽しいな

日曜日に夫がズボンが欲しいから岩本町のバザールに行こうというので
 
朝、電話して母を誘いに行くと
 
「ごめんなさいね。そういう約束していたわよね。すぐに支度するから待っていて」
 
と平あやまり。認知症なんで、自分が約束を忘れたと思っている。突然誘ったのに。
 
父も行くかしらと聞いてみると
 
「夏のズボンとまゆ墨を買ってあげてよ」5000円くれる。
 
夫が駐車場を探している間に、母と歩いていると
 
さっそく介護用品の靴が路上に進出していて、いかがですかと言われている。
 
ピンク色の好きな母は、ピンクに反応したのか、まんざらでもない様子で見入っているので
 
履いてみたらと言うとシンデレラの靴合わせじゃないが、入らないわぁと強引に入れようとしているので
 
ちょっと待ってサイズが合ってないんじゃないのと
 
違う靴を履かせてみる。
 
なんともピッタリだ。ただし茶色なんだが。
 
履き心地もいいのか、しっかり履いている。「ねぇ、いくらかしら?高いのならいらないけれど」と
 
小声で訊いて来る。
 
店員さんに値段を聞いてみると
 
「もう出ている限りでサイズもないので、1050円でお売りしています。定価は7800円のものなので
ご満足してもらえると思いますよ
しかもそのサイズでその色はそれが最後です」
 
即、買いました。
 
あとは、3950円なり。
 
続いてズボン
 
母もいつも茶色ばかりなので、春夏用の薄い色のものが欲しかったらしく
ズボン売り場でも、すぐに欲しいものを見付け、試着
一発OKで、2940円なり。残り1010円
 
続いて寝巻の上に羽織る肩掛けのようなものが展示されているのを見て
これも所望。なんせピンクですから
 
値段を見て「買えるよ」1000円
 
すその辺りの刺繍にほつれが見られたので難アリ商品なのねと理解
 
さてレジまで進んだところで、母が父にチョコレートをお土産に買うと言ったので、100円オーバー
 
もらったお金、すべてうまく使ったわと思っていたらまゆ墨を買い忘れた。
 
あわてて化粧品売り場を探す。
 
もうすべてもらったお金を使いきったのがわかっているのか、母は
 
家にあるからいらないと言い張る
 
すったもんだしていると荷物をたくさん抱えた夫がやって来て
 
「もうたくさん買ったから帰ろう」って
 
まあね、せめて私にまゆ墨とムシューダだけでも買わせて下さい。
 
だって一箱250円は、魅力的じゃないかと思うのですが。
 
あと化粧品を売っているところまで行く間に買ったポシェット
 
どこか行方不明なんですが、母がどこかにしまってくれたと思いたい
 
娘に買ったスカル模様のショールは、靴と一緒にしまっておいてくれたので。