matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母の認知症は、夫源病が原因かしら

先日、介護デーだったのですが、
配管清掃の日とかぶってしまい、朝早く実家まで行き
母には家に来てもらい
家で話をしながら、順番が来るのを待ってもらうことにしました。
 
朝、その旨を電話で伝え、実家に行くと母は快諾をしてくれたのですが、
父が、いい顔をしません。
「前から決まっていたことなのか」
「困るんだよな。こっちも予定があるんだから」と・・・何をさせる気だたのかな?
GW中だったので、変更も出せずにバッティングしてしまい申し訳ないと
ひたすら謝り
母を家に連れて来ました。
 
家に連れて来ると母は、しばらくぶりなので、話が止まりません。
「富士山はどっちに見えるのか、以前来た時に置いてあったピアノはどうしたのか」
質問ぜめ
なぜかそのうちに
50年前に亡くした息子の話になり、今でもずっと後悔しているとのkと
そこで、
つい先月観たばかりの映画 「桜~ふたたびの加奈子」
思い出して、
子供を小さいうちに亡くすと、後悔ばかり残るが、
その子は、ずっと私たちのそばにいて、私たちを見守ってくれているみたい。
それに時には生まれ変わって、同じ過ちは繰り返さないように幸せにくらしているかもしれない。
小さい子供は、生まれる前の記憶を持っていてこの映画では、
ちゃんと加奈子ちゃんだった記憶もあって、
主人公にママって言ってくれて、ある時にそれがわかり、その後もしあわせに暮らしていることが
解るってお話だったことを言うと
 
「あなたも小さいころ、お腹の中にいた時はどんなだったかよく話していたよ」と言い
「そういう話を聞くとほっとするけれど、悲しみは、何年たっても小さくなんてならない」って
言ってました。
「けれど、小さい子が自分をみて微笑みかけてくれるのは、亡くなった子のおかげかもしれない」と言ってました。
 
今でも、父には、繰り言を言って困らしていますが、父は
「色々と苦労をかけて悪かったけれど、済んだことはどうしようもない」
すぐ結論を出してしまう。一緒に悲しんではあげない。
認知症になる前は話さえも聞かなかった。
ある意味、母の認知症は、父が作ってしまった病気ではないかとさえ思う。
 
ところでテレビで最近、夫源病なる言葉をよく聞く。
 
●夫源病危険度チェックリスト

(1)人前では愛想がいいが家では不機嫌
(2)上から目線で話をする
(3)家事には手を出さないが口は出す
(4)妻や子どもを養ってきたという自負が強い
(5)「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない
(6)妻の予定や行動をよくチェックする
(7)仕事関係以外の交友や趣味が少ない
(8)妻が1人で外出するのを嫌がる
(9)家事の手伝いや子育てを自慢する自称「いい夫」
(10)車のハンドルを握ると性格が一変する
 
父に関しては、(9)(10)は、よくわからないが、
私が結婚するまで、
必ず、家族旅行なんてしていたから、よい家庭を築いていると主張していたかもしれない。
母は、証拠写真みたいに出かけた時の写真を撮るなとよく言っていたから。
後はほとんど、当てはまる。
下記に書き出してみた。
(1)近所づきあい、親戚づきあいを全部母に任せて、言いにくいことも全部母に言わせていたようだ。
   最近は、私に、色々と指図をするので、子供の立場で叔母さんや、叔父さんに意見は出来ないと
   断っているが、しつこい。
(2)認知症となった今も、銀行のチェックをして来いとか、
  見栄えが悪いから、化粧品を買え、季節にあった服装をしろ。美容院に行けとうるさい。
  とにかく出来ない事も多くなっているのに、指図をするから、混乱する。
(3)母が認知症になってからは、徐々に洗濯や、炊事もするようだが、
  かなり無茶苦茶。
  しかも作ってやったのに食べないとけんかごし。父の創作料理は、ザ・男の料理なので
  見た目はともかく闇鍋みたいなところがある。
(4)そのためお金の管理が、きびしい。
  母を病院に連れて行って、駐車場料金が高いと理由をしつこく聞かれる
(5)病院に連れて行っても、
  どんな診察を受けたか、どんな処置をしてくれたかのチェックで、中々ねぎらいの言葉がない。
  葬式なとの行事も付き添うのが当たり前になっていて、また法事の付き添いを頼まれたが
  参加人数に入れておくねと言う
(6)母の行動は、こまごまチェック。
  私と一緒だと私が携帯電話を持っているので、遅いと電話をかけまくる。
  そういえば、年賀状も全部チェックしていたから母の交友関係も全部把握
  母の息抜きは、整形外科の帰りに私とランチをすることぐらいだったかな。
  よく一緒に旅行に行きたがったが、うちの夫も、介護をするまで、実家に中々行かせてくれなかったので
  母と旅行ができなかったのが心残り。
  近いうちに実行したいものだ。
(7)全くなかった。今でもほとんどないに近い。
  最近、趣味で俳句をするので、句会に行く事を勧めている。
  近くの公園でのラジオ体操も、また初めてほしい。
(8)(6)と重なってしまうが、父が心不全を起こしてから
  母は一人で出かけることは全くなくなった。
  趣味の水泳や友達づきあいもやめてしまった。
  そして一人で外に出られなくなってしまった。
(9)ヘルパーさんの前でいそいそと家のかたづけをしているらしく
  お父様は、かいがいしくお母様のお世話をしているのに、
  お母様が、お父様につらく当たる様子が見られるとの報告がきています。
  きっと、その時だけなんですね。
 
二人きりの時はわからないが、母を世話している私にさえ、この調子なのだから、
母にとっては、かなりのストレスなのだろう。
 
私は、最近実家に行くと体の調子が悪く、手術のあとだからかなと思っていたけれど、
父が原因のような気がして来た。
 
 
まあ、うちの夫もほとんど当てはまるけれど。
蛇足ですがうちは、
(1)外では気遣いがいいのでいいダンナ様ねと言われる
(2)洗濯びよりとか、家事の指示。家族の送り迎え
(3)冷蔵庫チェックなど
(4)誰が稼いでいるんだ!とは、よく言う言葉
(5)おはよう。ありがとう。などの挨拶はよく言う
(6)今月、今週の予定をよく聞かれる。カレンダーに記入しているのに。
(7)???
(8)予定を言っておけば大丈夫かなあ
(9)休みに手伝ってやると朝早くから動きだすので
  そのための準備で前日から忙しいし、休めない
(10)助手席はまさにその名のとおり、気を抜けません。