matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

印象に残ること

色々思うところあって、記事をかけずにいましたが、
 
母は元気です。
 
昨日も尋ねて行ったら、まだベッドの中だったようですが、
私の歌声で起きて来て、
「なんかね。父様が『宍戸錠の家が火事だって言うのよ。
見に行ったら、全焼と言っても家の外観は残っていたんだって』本当かしら」
 
「へえ、すごいね。父様から聞いたんだ。よく覚えていたね」
 
「だって、宍戸錠って、ウ冠の穴みたい字でしょ。印象的な名前だもの。
一回聞いたら忘れない」
まあ、それにしても、父はフットワーク軽いな。
しかもよく場所がわかったこと。知っていたのかな?
東京の道は、かなり詳しい。ナビより頼りになるけど。
昨日、自転車で転んだって言っていたのに、自然治癒させるなんて、湿布も貼らないし。
洗濯機は、回転が終わらないうちに止めるから、フタが開かなくなっていのに、
今から認知症の講座を聞きに行くから、
お薬飲ませて、これこれの探し物をして…・・
とやっておくことを書いた紙を渡して
お昼はどこかに食べに行ってと言うだけ言ったら出かけて行きました。
 
母はと言うと、ズボンが履きたいのだけど、きつくて履けないと四苦八苦
脱いだり履いたりしている様子を見ていたら、
なんと一番下にパジャマのズボン。それも父のものを履いているので、その上から
ズボン下が履けていたのが、むしろすごすぎ。
そこで、
まず、パジャマを脱ごうよ。それを脱いだら、ズボン下もズボンも簡単に履けるよ
と言うと、
ズボン下の上に厚手の靴下を履いていたので、靴下から脱ぐことになり、
「私、なんかすごい運動しているみたいよ」
と言いながら、着替えている。
私は、ベッドのそばの山のような衣服や、タオルを整理
ヘルパーさんの依頼は、一日分の衣類をセットしておくようにとの事だが、
セットしておいて、そのまま着たためしがないので、
靴下、下着の上、下と分別。
服も、アウター、上着、ズボンと分けて行くが
かなり夏物が混ざっている。
母がしまってある物を持って来たと言うことだろう。
 
なんとか、タートルネックのアウターにカーディガンを羽織り、帽子までかぶったので
食事をしに行く事にした。
が、お腹は空いていないので、カラオケに行きたいと言うので
本日休みの娘を呼び出して、カラオケに行く。
 
母が歌った歌
 
森の水車
花は咲く・・・最近覚えた
いつでも夢を
桜貝の歌
白い花の咲くころ
涙君さよなら
りんごの唄
異国の丘
 
東京ブギウギは、歌わなかったので、娘と私が熱唱・・・好きじゃなかったのかな。
もっとドスの利いた声で歌うのよと言われました。でも映像が懐かしかったようで見入ってました。
上を向いて歩こう高橋英樹さんが学ラン姿で、娘に大受けでした。
また異国の丘は、戦闘機が写っていて、胸が痛くなりました。
 
母は大喜びだったようで、今日、施設のお迎えのスタッフに、
「昨日は娘たちと喜多見のカラオケ屋に行った」と嬉しそうに
話していたらしいです。
父が
「喜多見のカラオケに行ったの?」と確認の電話をして来ました。
どこから、喜多見が出てきたのか?不思議だ。