matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母と「のぼうの城」を観て来ました

コントローラーがなくなったそうです。
父と母の家には、テレビが三台
各々のテレビとリビングの三台です。
 
そのコントローラーが一つもないと言うことで、実家に行かない日は山のような洗濯物と
格闘をしていましたら、電話が来ました。
 
洗濯の合間には、買い物をして、たまには、家族に手の込んだものを食べさせようと
購入していましたが、かなわぬ夢となり果てました。
なぜなら母が
「こんなうちにいたくない。どこかに連れて行って」と言うので
ちょっと意味は違ったかもしれませんが、映画に行く事にしました。
 
実家に着くと父が
コントローラーがなくて困っている探してくれというので、
テレビはコントローラーがなくてもつけられると言いながら、
出かけようと言った割に用意をしていない母の出かける用意を手伝っていますと
バッグの中から一つ
湿布がついていないと言うので
鎖骨バンドを外すために、ベッドに座らせると
ベッドの片隅からタオルにくるまったコントローラーがもう一つ
 
機嫌の良くなった父が美容院に連れて行けだの、温泉に行ったらいいとか
おいしいものを食べに行ったらいいとお小遣いをくれたので
母をせかせて出かける
 
         
 
「車の中でどこに行きたい?」と聞くと
「久しぶりに映画が観たい」とのこと
 
取りあえず、シネコン
シネコンでは、丁度
「007 スカイフォール
のぼうの城が始まるところ
私としては未見の「007」が観たいところだが、そこは母の気持ちを考えて
のぼうの城」にした。
 
吉永小百合には反応を示さず、野村萬斎に反応をしめしたからだ。
女性は女優の好き嫌いがかなりあると思う。
 
のぼうの城は、
野村萬斎はじめ、上地雄輔成宮寛貴山田孝之の若手に加え、佐藤浩市もカッコいいし、
平岳大は、お父さんの面影があって、しぶい二枚目だし、田楽おどりも楽しいのじゃないかな
 
観ていたら、長親(のぼう様)のやりとりにぐんぐん引き込まれて行った様子で
「長野門、合戦始まりました」
「・・・・はいっ」
なんてところは声を出して笑っていました。
娘と観た時は授業の参考映像みたいと娯楽性が足りないような感じを受けましたが
母とは、長親の家臣たちの行く末もちゃんと描かれていたり、
今の忍城のあたりの様子も描かれていて説明しやすかった。
 
「大画面はいいわぁ。迫力が違うわぁ」
映画館を出ても喜んでいたので、良かったなあと思ったが、
今回はパンフレットを買わなかったせいか、食事をする時には、忘れてしまっていた。