matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

骨折から4日目、人を頼りにする父

骨折から4日目も朝から父の電話で始まった。
 
前日、デイサービスの前に行って、服を着替えさせ、トイレにも行かせたのだから、
同じようにやればいいのに、
出来ないと言う。
 
前日は、介護用品の方からベッドの使い心地についての電話やら、ケアマネさん、
デイサービスからの、詳しい説明があり、
食事はあまり取れなかったものの、トイレも介助をしてもらって、帰りには、車椅子に乗って帰って来た。
 
それが家に帰ると寝たきりになってしまうと父は言うのだ。
こんな時に、何故か夫の送り迎えがあり、朝から忙しい
電話もひっきりなしだ。
そして、やっと駆けつけた時は、デイサービスが来る数十分前
 
デイサービスのスタッフが寝巻のままでいいと言うので
ありがたくそのまま行かせていただく。
 
母が行っている間に洗濯
翌日からはヘルパーさんが入ると言うので、着替えやすい服を用意することにした。
寝巻も母がみじめな思いをしないように、新しいものを用意
ズボンも履きやすそうなものを母の部屋から探してきた。
本人の好みもあるだろうから、三通りくらい用意した。
ついでに新しい服も買ってしまったが、
明日はまたデパートの介護ショップで探そう
買って来た。容易にかめる。とか、歯茎でつぶせるとか、舌でつぶせるとか書いてある介護食だ。
 
そんなことをしているうちに母がデイサービスから帰って来た。
 
ちゃんと服に着替えている。
しかも、服に着替える時に看護士さんが体を拭いてくれたと言う。
しかも着ていたものは、洗濯されている。生乾きだが、感謝。
 
さっそく、新しいパジャマに着替えて、食事
うちの末っ娘がおばあちゃんへのお見舞い
と言って買って来たシリコンスプーンも使ってみる。
左手しか使えないが、うまく食べられると言って母が喜んでいると父が
「いつから、ぎっちょになったんだ」、余計な事を言う。
ぎょっっとする母。
「右手は、しばらく上にあげられないの。 鎖骨折ったでしょ」
右に箸を置く父
 
食事が終わると、母に今日はスカビちゃんが僕にセーター買ってくれたんだよと見せびらかす。
母にもあるよと見せると、
「そんなに買ってどうするんだ」と父
「いいよね。母はお金持っているもんね」と言うと、母も
「そうそう、あんたが損をしないように、ちゃんとお財布から取って行ってね」と言う
 
父に次の日の説明をするが、眼はテレビにくぎ付け
日本シリーズを観るんだからと言う。
「私の話とテレビとどっちが大事なの?」と迫ると
ミュートにして、横目で見ている。
 
服はココ
着替えは、この袋の中。
 
ちゃんと教えたはずなのに、
「着替えがないから、僕のを着せたよ」(そんな恰好でデイサービスに行かせる?)
と翌朝、電話がかかって来た。
イラ、イラ、イラ。
着替えの場所を再度教える。ベッドの上げ下げもわかっていない。
 
母が、こんなみじめな思いをするなら・・・と嘆いている声が聞こえたが、
今日はヘルパーさんが来る日。
しかもケアマネさんもデイサービスの生活指導員の人も来てくれると言うので
なんとか、乗り越えて!