matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

月に一度のケアマネさんが来る日

ケアマネさんが来ている間は、いいのですけれど、帰られると、疑問のエンドレス会話が始まります。
 
4時半の約束だったが、10分ほど遅れて
ケアマネさんが、やってきた。
来るまでの間、父と打ち合わせ。
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ケアマネさんに座ってもらうテーブル
いつもは、何故か、使い終わったカレンダーが白い方を表にしてテーブルセンターのようにおいてあるので、
おかしいからと私が白いランチョンマットを前回の時に買ってきたのに、
何度もどしても母の部屋にしまってしまう。
 
そこで今回はテーブルには、何も敷いてない状態
 
が勧める椅子に私とケアマネさんが座ると、父がさっそく気になっていることを話しだす。
まずは薬のこと、
飲まないことと、新しい薬が出ているがどうかと言うことをファイルを持ってきて説明している。
次に、認知症の講座とか、家族会が区の広報に載っているが、出たほうがいいのか。
 
そんな話をしているうちに、がデイサービスから帰って来た。
大好きなHさんだ。きちんと挨拶をする。
「今日はありがとうございました。今度は、いつですか?よろしくお願いいたします」
挨拶をして、部屋にはいる。丁度が、お菓子とお茶を用意していたのを、
は受け取って、私たちの前に出す。
 
にこやかに接待をし、暑いのに大変ですね
とねぎらい、デイサービスの話や、皆さんにお世話になって、快適な空間と食事をさせてもらっていることに
感謝し、
着ている服の話、食事の話、昨日行ったカラオケの話等をしてから、
来月の予定の話をして、その後
玄関までお見送りし
家の外まで送りに行くというので、
私が代わりに行くと言って玄関で押しとどめ見送りが終わり
 
部屋へ戻ったら、カオスの世界
 
「なんで今の人は、来たのか」と聞く。
 
「自分はどんな話をして、ここに印鑑があるのは、何故か」
 
「そんな重要な書類を持ってきたのか」
そんな時に中座して出かけたが帰って来た。
補聴器の電池がきれたので、買いに行っていたとのこと。
普通に話していたので、気が付かなかった。補聴器の電池を取り付けると
 
が連絡事項よろしく(マイペースなもので)のことを話しだした。
今台湾に出張中なので、台風が心配だと言う。
 
他にも弟がするはずのことが滞っているからと、私に託そうとするから、弟が帰るまでちょっと待ってもらって
頼まれた『トッカン』のビデオをセットする。
父がドラマを観始める。
 
すると今度は、
 
ちゃん(私)は、弟くんが台湾に行っているって知っていたのか?」と言う
そして
 
「父イメージ 2も知っているのか? 父は誰から聞いたか?」と聞く
 
 
私はメールをもらった。
と言うと
 
「父はなんで知っているのか」と言う。
こっちも私が行ったのか、弟が伝えたのかわからないから、しどろもどろの説明
 
すると父「カレンダーに書いてあるからわかるだろう」と言う。
 
このカレンダーは、母の知りたいことは、何でもよく書いてある。
デイサービスに行く日、行く時間も
誰が迎えに来て、誰が送って来たか、すべて書いてある。
 
カレンダーをスミからスミまで読んでいたと思ったら
しばらくしては言った。
 
(弟)ちゃんが、しばらくここに来られないことを私たちに言わないで、
台湾に行ったなら、
 
私と(父)が、黙っていなくなっても良いってことね。」
 
どういう理屈なんだか。
 
父を道連れにするなー。
 
興奮する母を収めつつ、
言いたいことは、わかったけれど、言わなかった本人がここには、いないのだから、
帰って来たら、そう言って。
私もなんとか、連絡を取って、ここに連絡させるから。
 
 
「でさっき誰か来ていたわよね。
 
あなたは、来るって知っていたの?
 
何時頃来たの。
 
書類はどこ?なんの書類?」
 
「デイサービスの計画表だよ。」
いやー、戻っちゃった。長々と説明
「私が持ってないと、解らなくなってしまうでしょ。」
認知症通所介護って書いてあるのを見られたくないのよ。死ぬって騒ぐし)
 
「カレンダーに書いたから。
祝日もやりますから、来て下さいって言っていたよ。」
 
「Mちゃん(私の娘)学校終わった?
 
どこで待ち合わせ?」
 
唐突だけど、おっ、これを逃したら、帰り損ねるから、帰ろう。
「うん。もう帰って来るとおもう」
 
「まあ、たいへん、あなたがうちの家に来て、
 
Mちゃんご飯食べられなかったら、
 
可愛そうだから、帰ってあげて」(孫にはやさしい。よく思われたいと思っている)
 
「うん、わかった。急いで帰ってご飯作る
お風呂入ってね」
 
 
「沸かしてあるから、入りなさい」
 
「何言っているの。今帰ってきたところでしょ。汗が引いたらはいるから。
 
ふつう、寝る前でしょ」(絶対はいらないパターンらしい。)
 
「家風呂、イヤだったら、日帰り温泉に行ったらいい」
と私に向かって、目で合図
 
「今度、一緒に行こうね」
 
「今年の夏はどこにも行っていないから。どこに行く?」
 
ヤバイ、ヤバイ。余計なこと言っちゃった。
帰らなくちゃ。
 
「今日持って来たものは?支払いはない?」
 
「わたし、今日どこか行った?」
 
デイサービスだよ。
 
「誰が送って来たの?」
私「Hさんだよ」
 
「一番偉い責任者の人ね」
(ちょっと違う。自分でも管理者さんは、Tさんだとさっき言っていた。でも二番目)
 
「久しぶりだね。朝は○○さんだったよ」
 
「偉くなって忙しいのに、送ってきてくれたんだよ。良かったね」
って、自分何話しているんだろう。
 
さっきの激憤も収まったし、これで、おとなしく夕食もとれるだろう。
父が夕食を温めるために台所に入って来た
 
ああ、何を話していたんだか、もう順番がどうだったか、こっちもわからなくなってきた。
母が、私のバッグからこぼれたメガネ入れを取って
「これなあに?」とやりだしたのを機に
荷物をまとめた。(下手すると、どこかにしまわれて、あなた忘れものしたわよと電話が来る)
そろそろ、ドラマも終わりそう。
 
父が、「続きはまた今度でいいや。今度ビデオの見方教えて。今日はテレビに戻してから帰ってね」
 
 
こうやって、文字におこしてみると、私もその場かぎりの応対をしている。
母は、舅、姑、義理の姉とずっと介護をして来た人だから、
こうやって、外部の人が来ると施設に入れられてしまうのかと思うのかもしれない。
反省。反省。
 
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
要約してこんなところです。
 
そして、文句をいいながらも、そしていつも弟にしかられながら、、この母を一人で面倒を見ている
大変だと思います。
感謝!