検査に行く前も後もずっとしゃべっている父
さすがに10分と40分の差は大きく
私が病室に着いた時には
すでに検査室
2時過ぎには担当医 の説明を受けた
大量出血の場所が盲腸の近くとのことで
内視鏡の技師に来てもらわなくてはならない
カテーテルという方法もあるが、こちらも放射せん技師が
必要
夜中なので連絡がつき到着次第やりますと
いうことだ
私の体調を気遣って次女も来ているので、
弟が心配してくれた
そこで実家で待機
5分もあれば来られる
5時に無事終了の連絡があり
実家で軽くパンを食べて病室へ
7時近くに
点滴の交換
父はよくしゃべる
弟の話だと内視鏡を入れてすぐに寝てしまったので
起こすための薬剤を入れながら
血液をかき分けて、出血場所をクリップしたそうだが
内視鏡ってやつは痛くて、もうやめてくださいって
言ったんだよ
もう検査、検査だし、注射ももう100回くらいしたんじゃないかな
どのみちもう歳だし
葬式の場所を考えなきゃ
お金も随分かかったでしょ
って、ずっとしゃべっている
弟が 輸血が終わったところで家に帰った
輸血後の血液検査と点滴の交換後
父はやっと寝始めた