matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症ゆえの後期反抗期?

7月の末から恥骨骨折で入院中の母

母はここ最近
めきめき良くなっているようだ。

何を根拠にそう思うのかと言うと
なかなかの困ったちゃんぶりが
出始めたからだ。

身体が動かない時は
大人しく看護師さんの言うなりになっていたのに
痛みが少なくなって来たのか
オイタが過ぎる

お見舞いに行ってみると
父が看護師さんに言われて購入したティシュボックスが
ビリビリにちぎられ
中身は水浸し
これは前回の入院でもやった。(だから買わなかった。他のもので代用できるし)

手足が長い母は
思いがけないところに手が届く
ロッカーの中身を色々といじって
よく解らないことになっている。
靴下の中にペンとかが入っていたりもする
多分、隣のベッドのカーテンも引っ張ったりしているのだろう
よくベッドの位置変わっている。(看護士さんの工夫?)

これまで大人しく歯を磨いていたのに
磨きたくないものだから
歯ブラシを噛んだり
うがいしたものを飲みこんだり

ある看護師さんは認知症が進んだのではないかと
聞いたが
ささやかな抵抗って感じがする。

「骨折で入院しているのでリハビリを頑張るように」
と言う
ホワイトボードも
消されてしまった。(3つもあったのに、おられたもの、消されたものなど)

ホワイトボードに何か書くかとマーカーを渡した時
母が「おせわになります」って書いたと感動したのも
もうだいぶ前のこと

マネッコ猫ちゃん(ぬいぐるみ)も
ちょっと見えないと
そばに置いておいてと言っていたころが懐かしい
今じゃ、ちょっと遊ぶと
「うるさいから止めて」
ナンテ可愛くないことを言う。

手先が器用なものだから、タオルや羽織るものを畳んで
思わぬところに入れたり、ものを壊したり

こっちが思うようなリハビリなんてちっともしてくれない

何もできずに寝ているだけの時、
話すことも中々しなかった時
人間の限界を感じた時もあったけれど

本を眺めていたころが懐かしい(ほんの一週間くらい前だったかも)

何故か絵本をちぎる
こども用って書いてあるのが気にくわない?
うん。そうかも。そう書いてあるところを切っている。

相手をしているかテレビを見せておくと静かなのは
なんか幼児の相手とよく似ている。