ボランティア講座 - matsumushisou’s blog

ボランティアで遭遇する事例をあげて出席者で考えた(これは皆さん簡単に答えられたので)

そのあと、

では、

日常遭遇したボランティア的な行動についての事例が出題されました。

例１

家の近所を歩いていると70代くらいの女性が

息子にお金を全部取られてしまった上に、ご飯もろくに食べさせてもらえない。

ひどい仕打ちをされる理由がわからないのだが、どうしたらいいのだろうと思って

外に出てきたのだけれど、警察を呼んでもらえないだろうか？

と言われた時にどうするか

例２

50代女性の家族介護者からの相談を受けた時

親を介護している

デイサービスにも言って貰っているが、本人は行きたくないのじゃないかと懸念している。毎朝、行くのを嫌がるのを見ていると申し訳なくなってしまうが、どうしたらいいのだろうか、自分の介護が上手じゃないために、状態も良くならない。

例１の場合の答えに

高齢者ボランティアの方々は、

あきらかに認知症の症状なので、

あんすこ（あんしんすこやかセンタ―）さんに連絡を取って対処して貰えばいいと

言う答えだった。

あんすこさんは、対応した後に、ちゃんと通報者にもどう対処したか言って

くれるので安心だとも。

でもそういう家族を持つ家からしたら、

どうぞ、あんすこさんに連絡をするくらいなら、家まで送って来てくれたら

いいのに。と思ってしまう。

家族から連絡するのとよそからあんすこさんに連絡が入るのでは、

あんすこさんの対応が違うのですから。

例２の場合も

高齢者ボランティアの方々は、

私の答えのあとに、

介護者が不安定のようだから

世田谷区は、介護家族の会が充実しているから、あんすこさんとか、役所に行って

そういう会を紹介してもらえば、介護している人の負担が減る。

だった。

そんなところに行って、ああだ。こうだと提案を受けるのですね。

とても耐えられません。

この方は、親をデイサービスに通わせて、少し楽な部分があるだけ

後ろめたいと思うのです。

私の答えは

「親が朝行くのを嫌がるのは、朝、起きるのがつらいとか、どこに行くのかよく

解っていない。とか、デイサービスそのものがイヤとは、限らないと思うのです。

デイサービスでの親の様子を見せてもらったら案外喜んでデイサービスに

通っているかもしれないし、そうでなかったら

違うデイサービスを紹介してもらってもいいかと思います。」だった。

うちなんて、おいしいものを食べて来たりすると後ろめたいのか、

「本当は行きたくないのよ。

だけど、スタッフさんが、母さんが来ないと何もできないですからとか、

母さんが来るとみんなが喜びますからと言うので

仕方なく行っているのよ。」

なんてよく言っていました。

ちょっとご高齢の方々、それもボランティアをなさっているベテランさんに

意見するのもいかがなものかと黙っておりますと

帰り際に

ちょっといいですかって、呼び止める人が

デイサービスでうちの母を見かけたと言う人でした。

とても素敵なお母様で、考え方がポジティブでおきれいでって

頭の中では、ちょっと首を傾げながら話を聞いていると

母とその方のお母さまの出身が一緒で

仲良くしたいと言ってらしたそう。

で、母を見に行って、本当に素敵な人だと思ったらしい。（？）

そして、どうしてあんなにおだやかでいられるのか、

GHには、どのくらいの割合で行っているのか等々聞かれた。

週一回くらいの割合で行って外に連れ出していると言うと

驚かれて、

自分のお母さんもうちの母とは違うGHにいるが外出したいと

常々言っているが、とてもそんな自信はないと言う

色々と聞かれて、色々と答えていくうちに

そういう話が聞きたかった。って

とてもいい加減な介護をしているので、介護家族の会なんかでは、

とても話せません。

「もういい加減過ぎて、申し訳ないくらい。適当にゆるい介護だけれど

まあ、母たちがお友達同士なら、今度一緒に会いましょうね」

って、次の再会を楽しみにして別れたけれど、

役に立ったのかな？