matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

人身事故でパニック

ボランティアに行く日
バスを乗り継いで目的地に行こうと思った。

今までは車で行っていたから30分もあれば着いたところだが
最近は夫が通勤に使っているので、使えない。

都心から放射状線に伸びた電車の線を使って行こうと思えば
一時間以上はかかる
楽器を担いでの上り下りは、出来れば避けたい。

そこで、ネットで行先検索をして
どうにか、バスで繋がる路線を探した。
しかも40分から50分くらい

それでも、いざという時のために一時間くらい余裕を考えて家を出ることにし
乗り継ぎのところで食事してもいいなと考えて
二時間前に出発


ところが、バスが出てまもなくパトカーやら、消防車がサイレンを鳴らして何台も
抜かして行く。
バス乗り継ぎのところに近づくにつれ、その緊急車両が
あちこちにところせましと赤色灯をつけながら停まっている。

取り敢えず、降りると
人々の流れがあちこちに。

見れば、電車がありえない位置に停まっている。
人々が右往左往しているのは、踏切を使えないからなのだ。

取り敢えず、乗り換えるバスを確認しようと、私もバス停を確認に
移動を始めた。
食事を取ろうとした場所も人でいっぱいだ。

車も踏切が使えないため、迂回するように言われて道路も混みあっている。

私は、踏切が使えなくても駅の中を通らせてもらえれば、
向こう側にいけるのだから、バスにのれる!

って、喜んで、バス停に向かった。

ところが、バス停には、一台もバスがない。
電車は動かない。
タクシー乗り場は長い行列

どうしたものかとプリントアウトした時刻表をもう一度見ると

降車した場所にどうも乗り換えるバス停があったらしい。
空になったバスは何台かあったが、バス停らしきものには、気がつかなかったが、
これはもう一度確かめるしかないと
またまた駅の中を通らせてもらって
元のバス停へ

やはり空のバスが何台か停まっているだけだ。
とにかくバス乗り場を探さなくてはと
その停まっているバスの向こうまで行くと
頭をかかえた学生たちが椅子に腰かけている。
一人の子は、学校に電話しているらしく
電車が止まって動かないのでバスのある駅まで歩いてきたけれど
バスも出るのかどうか…
とにかく試験は受けさせてもらえますか?
なんて言っている。
その何人か前を見ると
やっとバス停らしきもの。

まだまだボランティアには、それでも一時間弱くらいの余裕があるし、
本番までには、3時間弱
バスを待つのが一番得策かなと
ただひたすら待つ
仲間には、待ち合わせの30分前になったら連絡すればいいかな
なんて思いながら
飲み食いも出来ずに待つ

一台行先の違うのが来て
二台目やっと目的のバスに乗れた。
ちょうど、その頃、電車も動きだしたようで、
さっきの歩いて来た子が、電車の子たちがこれに乗れたら
嘘ついたみたいになっちゃうと後から来た友達に
嘆いた途端に
バスのドアーがしまった。

私以上に、ドキドキしていたであろうその子たちは、
バスが着いたら、やっぱり走った方がいいんだよね。でも
走ってから試験するって大変だよね。
って、学校のある停留所までハラハラドキドキだったようだ。

その子たちが降りてから、冷静に考えてみると
最初のバスを降りた時点で、次のバスの時刻表を見ていたら
目と鼻の先が乗換バスの乗り場だった訳で
思い楽器を背負いながら
なんで駅の階段を上ったり下りたりしたんだろうと
緊急時に弱い自分を発見

今度からバス停も検索をかけてシュミレーションしておこうと思った次第である。