高齢者の手の骨折
退院して一か月になるので、
リハビリの後、レントゲンと診察を受けました。
担当医が手術だったら、翌日には、元通りになるのですが、
それをしなかったので、リハビリを頑張ってくれないと
手が動かなくなりますよ
と言われました。
手術した方が良かったのですか
とお聞きすると
それは、色々合併症もあることですから
と言葉を濁されましたが、
骨折した当初は、認知法なので、手術しても利点がないと言われたように思います。
家族としたら、元通りにと思いましたが
ギプスの方を勧められました。
しかし、認知症であるがゆえに、どんなに家でリハビリのために手を動かすように
言っても、最初に利用した特養のショートスティは、治療のための事は外部でと言うことで
またグループホームでも母が痛い、痛いと言ったために温存してしまったために
指先が固く、袖に手を通す時も
指を広げたままのようでした。
私がインフルエンザにならなければ、週に二度は、リハビリに通っていたはずなので、
リハビリが大幅に遅れてしまった結果になりました。
リハビリの先生が
「今度来るときまでに
今より手首の角度が曲がらなかったら帰しませんよ」
と言うと
母は
「お泊りですか?」
と真剣に答える
「そうですね。そうならないためにちゃんと右手で左手を押して下さいね
じゃないと、お泊りですよ」
母
「私、寝相が悪いですよ」
そこで私が
「じゅあ、リハビリを写真に撮っておくからちゃんと練習してね」
グループホームに送りながら、スタッフに
リハビリの仕方をお願いして、どんどん左手を使うようにさせて下さいと
お願いしました。
スタッフさんは、
「じゃあこれからは、夕食の手伝いをして下さいね。
包帯も取れたし、よろしくお願いしますよ」
母
「よろしくお願い致します。どんどん使ってやって下さいね」
スタッフ
「あと、これから三時の体操がありますから、手の運動も取り入れていきましょうね」
40度上を向いてしまった左手
なんとか、少しでも使いやすいようになりますように。