matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母の思い描いていた晩年  親類

やっぱりショートから帰って来ると
ちょっと私たちのことを忘れているような母
 
自分の誕生日はあれほど、うるさく言っていて
9月だったのですが、
その時に
父の誕生日の事も言っていたと思うのですが、
昨日は、すっかり忘れていました。
11月なので何度か、提案したのですが、次はお寿司がいいかしら?
なんて誕生会とは、かけ離れて行きます。
 
前回のショートスティのあともそうだったのですが、
私が自分の娘かどうか、何回も確認していました。
話しの途中で、血を分けた家族なのだからと言いながら
 
「ねえ、合っている
父さんとあなたは血が繋がっているの?」
 
なんて聞くのです。
 
急にショートスティを増やしたせいでしょうか?
 
      ============================
 
自分の兄弟とも会いたいと言うので、
八人兄弟の末から二番目の四子おばさんと会い
色々とみんなの状況を聞いているうちに、
なんか気持ちが悪く?
いやいや、なんか気持ちとして受け入れないものを感じたような感じがしました。
 
確かにみんなの状況を聞くと
受け入れがたいところも沢山ありました。
 
2011年、東関東大地震も経験しないまま一男おじさんが亡くなって、奥さんの一美さんは、
今秋、施設に入ったようです。東京の中心に住んでいた人が今は
埼玉の施設、
一時金がなくて良かったこと。 月々の支払いも年金で賄える額であること
電話がないこと。売店がないことが、その施設を決めた理由だそうです。
 
2013年一男おじさんの三回忌をどうするか、お墓の管理をどうするかなど
兄弟会で中心になっていた二男おじさん。
お墓は特におじさんの住んでいるところからは、一番遠く
度々お墓に出向いて色々と管理をしてくれていましたが、遠いのを理由に永代供養として
新しくお墓を見つけると言っている最後の兄弟会の日の夜に亡くなってしまいました。
息子の二一郎が、二男さんのお墓を自宅の近くに立てて、
二男おじさんの奥さんが
一男お兄さんが亡くなった以上、一美さんの面倒はみたくないとのことで
兄弟としての関係はノータッチ
 
三男おじさんは一男おじさんを納骨堂に入れてしまったので、
それ以来兄弟会の招集はなしとのこと
 
四男おじさんは、60歳でALSを発症、
一男おじさんのお葬式で初めてそのことを知り、手を握って元気づけていた母は
会いたそうだったが、
奥さんが午前中と夜中、娘が午後、面倒をみているが
話しができないから無理じゃない?と
やんわり断られていた。
 
 
女性の方は比較的元気なようですが、
三子おばさんは、痩せすぎて、みんなに会いたくない。少しふっくらしたら
会おうとのこと。
 
二子おばさんと四子おばさんが元気で
二美おばさんのお世話をしたり、お墓詣りをしたり、4男おじさんを訪ねたりしてくれている
ようだ。
 
母にとって、思い描いていた晩年とは、随分かけ離れており、
寂しさが、ましてしまったかもしれない。
 
四子おばさんとは、次にはお花を観にいくとか、そういう事で会いましょうと言って別れた。
母はあと、三男おじさんに会いたいみたい。
四子おばさんとは、そりが合わないので
そのうちにおじさんちの近くに連れていくしかなさそうです。