matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父さま、あなたもかと思った瞬間

 
愚痴だらけになってしまいそうだが
行くなり父と口論になってしまった。
 
数年前の母の保険金の満期のお金をどこにやったかと言うもの
「なんど説明したら、わかるの?○○日に通帳を見せて説明したでしょ」
「○○日の日記にそう書いてないからみていない」
記憶より日記のメモを信じるのね。
「でも私はその日に来たよね」
その日の最後の最後にスカビ来たとの文字。
「来ただけで説明は聞いていない」
そんなやり取り
確かにその日納得できていない様子だった。
郵便局に入れたのだが、郵便局の人が
なんの親切か、分けて入金されてはいかがですかと母に勧め
母は、5つに分けてしまったのだ。
だから郵便局から満期の連絡が来ても満期の期日が違うから
残りのお金をどこにやったと言うことになったらしい。
「今日はちゃんと見せたでしょ。そう書いてよ」
「うーーん」
「説明もしたじゃない」
「うーーん」
取りあえず、弟が作った確認事項とやらの書類を持ってきて
チェックは入れたが
見ただけでは理解ができないと言うのでコピーを取ることになった。
一部は、普通預金だから、母の関係で引き落としとかあり何ページとかになるのに。
 
父の部屋でもめていると母が何時かわからないと言う。
行ってみると壁につけてある時計が止まっている。
はずして電池をかえようとふたをあけると中が腐っている。
電池を外していると、コトリと音がして秒針まで外れてしまった。
取りあえず、父が他の部屋の時計を持ってきたが置時計なので
母は「今、何時?」を繰り返す。
 
前回来た時に、映画に行きたいと言っていたのに、今回は
お尻の片側が痛いと言って、出かけたがらない。
それならば、早めにお風呂に入れてしまおうとお風呂を沸かすことにした。
 
それでもお昼は、豪勢においしいものが食べたいと言う
神戸屋がいいと言うので、最寄りの店に連れてきたと思ったら
神戸屋○○店の方が安いと言う。
本当か、神戸屋で、差があるのか、それにしても行動範囲が広いなあ。
 
 
母がお風呂に入っていると父が、仏壇の斜め前に母のベッドがあって困ると言う。
そこで部屋の中をマイナーチェンジ。
本当は業者に入ってもらってリメイクしたいと言っていたのだが、そうすると母の作品が飾ってある
サイドボードまでいらないと言うし、困るので頑張ってサイドボードや、洋服かけを移動。
手術してしばらくは重いものを持ったり、腹筋を使ってはダメと言われていたが、
父には内緒にしているので、極力、力を使わないようにして移動。
二階と一階を何度も往復して片づけた。
 
母がお風呂から出て来て
「今日は誰ものぞきに来ないからゆっくり入れたわぁ」と言っていた。
いつもは
「カラダ洗った?とか、頭洗った?とか、うるさく言われるので入った気がしないのよ」とも
まあ、髪も濡れているからいいか。
父が紙おむつは、ボケが進むから今から履かせないでくれというので
普通のショーツ。夜の分はトイレにおいておいて声掛けするからと言う。
「シーツ汚したら大変でしょ」と言うと
「それは大変だが、病気が進む方が嫌だ」と言う。
これは、ヘルパーさんの報告と違うのでケアマネさんに連絡した。
 
夕方になって、母が
「時計がないと困る。買いに行きたい」と言う。
 
食事に行った時に提案したのに
とちょっと思ってしまったが、
歩いて行ける店に行くことにした。
何店か見て回って、結局父を呼び出して購入。
 
電子時計だそうで、時間が合うまで勝手に針が動くので
しばらく母は
「変ねぇ、もうすぐ二時だと言うのに、暗いわ」
なんて言ってました。
 
洗濯されたものを父が持ってきたので、みんなで畳んで
ソファでホッと一息ついていたら、なんか臭う。
年を取ると匂いがわからなくなるようで、汚れ物まで畳んでいたのでした。
ああ、洗濯物ゼロを目指したのに、最後の最後に
選択するものが出てきたとは。
でもヘルパーさんの手を煩わせなくて済んだと思って帰って来ました。